総合格闘技(MMA)とは?基本的なルールや日本の有名選手を階級ごとに紹介!
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総合格闘技(MMA)は、打撃技、組み技、寝技など多様な技術を組み合わせて戦う格闘技で、世界中で高い人気を誇ります。日本でも多くの有名選手が活躍しており、各階級でその実力を発揮しています。今回は、MMAとはどのような競技でありどのようなルールがあるのか、日本の有名選手は誰なのかなどについて、ご紹介していきます。
Contents
MMAとは?
MMAとは様々な格闘技の技術を組み合わせた競技で、パンチ、キック、膝蹴り、肘打ちなどの打撃技や関節技や絞め技などの組み技、寝技を駆使して戦うスポーツです。競技の特徴として、ルールの範囲内であれば様々な戦術が使用可能で、格闘技の中でも最も総合的なスキルを要求される競技といえます。
MMAの基本ルール
MMAの試合は、通常3ラウンドまたは5ラウンドで行われ、各ラウンドは5分です。ラウンドの間には1分のインターバルが設けられており、選手はその間に休憩や戦術の修正を行います。試合の勝敗は以下の方法で決まります。
ノックアウト(KO)
選手が意識を失うか、十分に戦闘能力を失い続けられない場合、ノックアウトで試合終了となります。
テクニカルノックアウト(TKO)
選手が防戦一方になった場合や傷害により続行不可能と判断される場合に、レフェリーが試合を停止し、勝者を決定します。
ギブアップ(タップアウト)
相手選手の関節技や絞め技により耐えられなくなり、手を床や相手に軽く叩いて降参を示すことで試合が終了します。
判定
試合終了後、ラウンドごとのポイントが集計され、3人のジャッジによる判定で勝者が決まります。各ジャッジは選手の打撃、テクニック、コントロールなどを評価します。
MMAで禁止されている行為
MMAには厳格なルールがあり、選手が競技中に禁止される行為もあります。代表的なものを挙げると以下のようになります。
- 頭突き:相手に対して頭を突き出す行為
- 目つぶし:目を攻撃して相手を盲目にさせる行為
- 金的攻撃:男性選手に対して股間への攻撃
- 髪の毛を掴む:相手の髪の毛を引っ張る行為
- 背後からの攻撃:相手がバックを取った状態で攻撃すること
これらのルールは、選手の安全を守るために設けられています。
日本の有名MMA選手と階級別紹介
日本のMMA界では、多くの選手が世界的な舞台で活躍しています。ここからは、階級ごとの代表的な選手を紹介していきます。
フライ級(56.7kg以下)堀口恭司
元RIZINバンタム級王者であり、現在はRIZINフライ級王者として活躍中です。その卓越した打撃技術と戦術眼で、世界のトップファイターと肩を並べる存在となっています。
バンタム級(61.2kg以下)朝倉海
RIZINバンタム級王者であり、圧倒的な打撃力とスピードで知られています。その戦闘スタイルは多くのファンから支持されています。
フェザー級(65.8kg以下)鈴木千裕
第5代RIZINフェザー級王者であり、現KNOCK OUT-BLACKスーパーライト級王者でもあります。
ライト級(70.3kg以下)青木真也
元第2代、第6代ONE世界ライト級王者。第2代DREAMライト級王者で、グラップリング技術において世界的な評価を受けています。
ウェルター級(77.1kg以下)北岡悟
元DEEPウェルター級王者であり、堅実な戦術と冷静な試合運びで知られています。安定したパフォーマンスで多くの試合を制しています。
ミドル級(83.9kg以下)中村和裕
元DEEPミドル級王者であり、強靭なフィジカルと打撃力で知られています。圧倒的なパワーで多くの試合を制してきました。
ライトヘビー級(93.0kg以下)石井慧
元オリンピック金メダリストであり、MMAでもその実力を証明しています。その圧倒的なフィジカルとレスリング技術で知られています。
ヘビー級(93.0kg超)高阪剛
元PRIDEヘビー級王者であり、MMA界のレジェンドとして知られています。その強靭なフィジカルと打撃力で多くの試合を制してきました。
最後に
今回は、総合格闘技の基本的なルールや日本の有名選手を階級ごとにご紹介していきました。総合格闘技界の日本人選手たちは、それぞれの階級で日本のMMA界を牽引し、世界の舞台でもその名を轟かせています。彼らの活躍は、今後のMMA界の発展に大きな影響を与えることでしょう。
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