山本KID主宰|クレイジービーとは?所属選手やアパレルの人気に迫る

総合格闘技界に大きな足跡を残した山本”KID”徳郁さん。彼が設立したクレイジービーとは、どのようなジムでどんな選手が所属しているのでしょうか。今なお多くのファンから愛され続けている理由とあわせて、アパレルブランドとしての人気の背景も詳しくご紹介します。
クレイジービーとは何か
クレイジービーとは、山本”KID”徳郁さんが設立した総合格闘技ジムであり、格闘技チームの名称です。名前の由来から見ていきましょう。
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名称に込められた意味
クレイジービーという名称には、KIDさんの激しい戦い方と、小柄ながら鋭い動きという二つの特徴が込められています。KRAZYは凄まじい戦闘スタイル、BEEは蜂のような俊敏さを表現した言葉です。単なるブランド名ではなく、彼の格闘家としての生き様そのものを象徴していると言えるでしょう。
改称の経緯と背景
クレイジービーは、2008年2月に「KILLER BEE」から改称して誕生しました。当初はPUREBRED大宮からの暖簾分けで「PUREBRED TOKYO KILLER BEE」としてスタートしています。港区白金から大田区中馬込への移転を機に、現在の名称へ変更されました。KIDさん自身、この名前に強い思い入れを持ち続けていました。
拠点展開と現在
クレイジービーは東京を本拠地としながら、複数の拠点を持つジムへと発展しました。それぞれの特徴を確認していきます。本拠地の東京・馬込は、2022年11月に国内最大級の格闘技型フィットネスジムとしてリニューアルされました。沖縄・糸満はKIDさんが最後に手掛けた拠点であり、家族の練習場所として作られています。埼玉・越谷は地域密着型フィットネスとMMAの融合を掲げた施設です。
出典元:KUROFIN
独立という新たな転機
格闘技チームとしてのクレイジービーは、2024年12月30日をもって運営母体のYSAから独立しました。新天地での活動が予定されており、今後の展開に注目が集まっています。長年培われてきたチームの伝統は、新体制でも受け継がれていくと見られます。
所属選手たちの実績
クレイジービーには実力派の選手が多数所属し、輩出した卒業生も国内外で活躍を続けています。まずは現役選手から紹介しましょう。
参考サイト:KRAZY BEE
現役で活躍する主要選手
山本美憂さんはKIDさんの実姉であり、レスリング世界選手権で3度の優勝を誇るレジェンドです。40代でMMAに転向し、RIZINでも実績を残しました。長男である山本アーセンさんも同団体を主戦場に戦っています。高橋遼伍さんは修斗環太平洋フェザー級王者の経歴を持つ選手です。
輩出した卒業生
堀口恭司さんはKIDさんの愛弟子として知られ、元RIZIN・Bellatorの2団体王者という輝かしい実績を持ちます。KIDさんの勧めでプロ入りし、現在も強い尊敬の念を抱いていると伝えられています。矢地祐介さんは「お祭り漢」の愛称で親しまれる人気ファイターです。朴光哲さんは元ONE FC世界ライト級王者として、チームの特攻隊長を務めました。
幅広い世代が集うジム
クレイジービーとは、プロ志望の選手だけを対象とした施設ではありません。地域住民に開かれた場としての側面も持っています。子供向けのレスリングやMMAクラスに加え、女性専用のクラスも用意されており、初心者でも気軽に通える雰囲気が魅力です。アットホームな空気の中で、幅広い世代がトレーニングに励んでいます。プロを目指す選手と一般会員が同じ空間で汗を流す点も、このジムならではの特色と言えるでしょう。
山本KID徳郁の功績
クレイジービーの精神的な支柱となったのが、創設者である山本”KID”徳郁さんの生き方そのものです。ここでは彼の功績と人柄について触れていきます。
「神の子」と呼ばれた理由
KIDさんは、ミュンヘン五輪代表であった父・山本郁榮さんを「神」と仰ぎ、自らを「神の子」と公言していました。この呼び名は、単なるキャッチフレーズではなく、家族への敬意から生まれた言葉です。軽量級の地位を確立した4秒KOなど、伝説的な試合の数々も彼の名を不動のものにしました。
出典元:EMF TV
タトゥーの下に隠れた優しさ
全身にタトゥーを纏う反逆児のイメージとは裏腹に、KIDさんは動物愛護やヴィーガンといった活動にも熱心でした。線路に落ちた人を助けたエピソードも語り継がれており、繊細で優しい一面を持つ人物だったことがうかがえます。
クレイジーリーグという遺産
若手格闘家が表舞台に立つ機会を作るため、KIDさんが晩年に設立したのがクレイジーリーグというアマチュア大会です。KIDさんの死後も、ダルビッシュ有さんらの支援によって開催が実現しており、次世代を育てる場として今なお受け継がれています。
参考サイト:スポーツ報知
アパレルブランドとしての人気
クレイジービーとは格闘技チームだけでなく、ファッションブランドとしても高い人気を誇る存在です。代表的な2つのラインを見ていきましょう。
KRAZY BEEとHARD HITの違い
KRAZY BEEはカジュアルでスポーティーなデザインが中心で、練習着としての機能性を持ちつつ街着にも馴染む展開です。一方でHARD HITは、2004年にKIDさん自身が立ち上げたブランドで、洗練されたシティライクなスタイルを追求しています。オリジナリティ溢れるデザイン性が特徴となっています。
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派生ラインと運営体制
オンラインショップは、KIDさんの最初の妻であるMALIA.さんの会社Anela Inc.が運営に携わっています。山本美憂さんがプロデュースするQUEEN BEEや、娘の山本ミーアさんが手掛けるKB GALZといった派生ラインも展開中です。世代を超えたブランド展開が続いています。
コラボレーションと限定商品
世界的ストリートブランドのRVCAをはじめ、タトゥーアーティストのGAKKINやSKOLOCTとのコラボレーションも継続的に発表されています。特にKIDさんの命日である9月18日には、限定のメモリアルコレクションが発売され、ファンの間で高い人気を集めています。
まとめ
クレイジービーとは、山本”KID”徳郁さんの精神を受け継ぐ格闘技チームであり、同時に多彩なアパレル展開を行うブランドです。堀口恭司さんをはじめとする実力派選手を輩出し、ファッション面でも根強い支持を得ています。2024年末の独立を経て、今後もその功績は語り継がれていくでしょう。





