UFCで日本人が勝てないのはなぜ?通用するファイターや戦績も紹介!
世界最大アメリカの総合格闘技団体、UFC。
73カ国以上の国から常に600人以上の選手が参戦しているUFCですが、なぜ日本人は勝てないのでしょうか?
日本人もUFCで活躍してほしいワン!
これから世界で通用する日本人ファイターは出てくるのか?戦績は?
と気になる人も多いともいます。
そこで今回の記事は
- UFCで日本人が勝てないのはなぜ?
- 通用するファイターや戦績は?
について調査していきます。
皆さんの参考になれば幸いです。
Contents
UFCで日本人が勝てないのはなぜ?
Fighters that would beat Islam Makhachev: pic.twitter.com/2ZeTs3iWOZ
— UFCStats💭 (@TheUFCStats) June 2, 2024
なぜ日本人選手がUFCで勝てないかというと、要因は、以下の通りです。
- UFC専門のコーチがいない。
- 遺伝子がそもそも外国人とは違う。
- 手足の長さや体格は遺伝子からきているという説。
- ピークを過ぎてからの出場。
- オファーを断らない。
- 初戦から、強い相手でもオファーを断らないから、負ける。
UFC専門のコーチがいないというのが一番の要因でしょうね。
日本のほとんどの選手がピークを過ぎてからの参戦なのは、日本で有名な選手になり、名前を売っておき、それからUFCに行く選手が多いのです。
山本キッド選手も日本では強かったけど、34歳でUFCに参戦したから、UFCで活躍できなかったんだワン!
20代で体力、筋力が違う選手がきたら、そりゃ勝てないですよね。
日本人ってそんなに弱いの?
日本人のUFCでの戦績をこのあと、解説していきます。
日本人選手のUFC戦績とその理由は?
堀口恭司と朝倉海がUFC参戦。
— 一之瀬レノア (@ichinose8008) March 26, 2024
朝倉未来が復活KO。
そんな夏を迎えられたらいいなと思う今日この頃ー・・・
みなさんどうお過ごしですか? pic.twitter.com/81iozFoj2y
日本人選手のUFCでの戦績は以下の通りです。
堀口恭司 | 7勝1敗 |
岡見勇信 | 12勝4敗 |
山本KID徳郁 | 0勝3敗 |
中村倫也 | 3勝0敗 |
中井りん | 0勝2敗 |
水垣偉弥 | 8勝5敗 |
中村K太郎 | 4勝7敗 |
ご紹介した選手は、一部なので他にもUFCで戦ったことがある選手はたくさんいます。
堀口恭司選手は7勝1敗と、素晴らしい成績ですが、UFCで試合を組んでもらえなかったことと、日本の格闘技を盛り上げるために日本に戻ったそうですよ。
山本キッド選手は0勝なんて、意外ですよね。
神の子と言われたのにね。
ほかの選手も日本ではとてもいい成績でも、UFCだと黒星が結構ついていますね。
日本で名選手だったのに、なんでこんなに負けちゃうの?
このあと、その理由について解説します。
日本の総合格闘技とUFCの違いとは?
中井りん選手は常にサポーターかテーピングを膝に巻いていて、もしUFCと契約したとしてどちらも無着用で戦う計画があるのか気になる。(アメリカはサポーターもテーピングも禁止)
— 総合格闘技 解説チャンネル (@MMA_JAPAN1) May 12, 2022
過去UFC2戦で膝サポを着けていたのはコミッション管轄下になかった日本とオーストラリアでの試合だったおかげでしたが。 pic.twitter.com/eApzGuqB4p
はっきり言ってしまうと、日本の格闘技の考え方が「たられば」であるのに対して、UFCでは、「たられば」など存在しないということです。
え、どういうこと?
日本では得意分野で勝てれば・一発当たったら・相手がダウンすれば、という「たられば」で、日本の総合格闘技は得意分野を伸ばして、苦手分野を補おうという考え方なんですよね。
では、UFCの総合格闘技の考え方は?
UFCでは、隅々まで相手の事を分析し、すべての技が得意な状態である選手が多い、つまり、UFCはエリート集団であって、日本の格闘技のように得意分野だけで勝負するようなことをしないのですね。
海外では、総合格闘技のコーチだけをして、その収入で生活しているコーチがほとんどですが、日本は、総合格闘技のコーチをしながら、ジム会員さんを相手して生活しているなどがほとんどだと言われています。
確かに、コーチだけをして生活ができるぐらい稼いでいる人って、少ないですよね。
UFCで通用するファイターは現れるのか!
#UFCVegas68■第5試合 Road to UFC決勝戦 バンタム級 5分3R
— 総合格闘技 解説チャンネル (@MMA_JAPAN1) February 5, 2023
風間敏臣(和術慧舟會HEARTS)
中村倫也(フリー)
中村選手、いきなり打撃戦で風間選手が詰めて来たところを返り討って1R 左フックKO勝利!
文句無くUFC契約を勝ち獲った!!👏👏
勝者も敗者も涙する珍しい結末
お世話になったLDHにも感謝の弁 pic.twitter.com/142ZowSGcl
今後、日本からUFCで通用するファイターは、もちろん現れると思います。
年齢が20代のうちから、UFCに参戦している選手も出てきているので、期待しています。
ピークを過ぎてからでは、勝てないからね。
山本キッド選手がピーク時に良いコーチに出会い、UFCに参戦していたら、今のように日本人は勝てないとは言われていなかったのだろうと思いますよ。
海外の選手からも、「山本キッド選手は才能があるのに専属のコーチがいないことが勝てない要因だ。」と言っていたそうですしね。
では、UFCで通用する日本人ファイターの条件は何なのかをこの後紹介していきます。
通用する日本人ファイターの条件とは?
#RoadToUFC■バンタム級準決勝
— 総合格闘技 解説チャンネル (@MMA_JAPAN1) October 23, 2022
中村倫也 vs 野瀬翔平
中村選手、組みでの高い打点の膝蹴りとスタンドパンチ連打でTKO勝利!
持ってるモノが凄過ぎる・・・! pic.twitter.com/Ecwyg5KTeR
UFCに通用するファイターの条件は以下の通り。
- 年齢が20代であること。
- 勝てない相手のオファーを受けないという選択ができる人。(アメリカではオファーを断ったからと言って、次の試合を組んでもらえないということはない。)
- UFCしか目指していない人。
- 専属のコーチを見つけること。
と、私は思います。
日本でたくさん試合をして、注目選手になったとしても、UFCではいい戦績を残せないですし、体力のピークの時にたくさん試合するなら初めからUFCを目指すべきでしょうね。
注目の日本人UFCファイターを紹介!
ペレス×平良達郎 公式ポスター!
— Fight Memory | ファイトメモリー (@FightsMemory) May 30, 2024
日本人が公式のポスターに🇯🇵🔥#UFC pic.twitter.com/24n6EBitN6
2024年注目の選手を紹介します。
木下憂朔(きのしたゆうさく) | ウェルター級 |
中村倫也(なかむらりんや) | バンタム級 |
風間敏臣(かざまとしおみ) | バンタム級 |
平良達郎(たいらたつろう) | フライ級 |
鶴屋怜(つるやれい) | フライ級 |
魅津希(みづき) | 女子ストロー級 |
以上の6人が注目の選手です。
私が一番注目している選手は中村倫也(なかむらりんや)選手ですね。
試合中もずっと冷静で、おしゃべりも面白い方ですし、YouTubeで「Road to UFC シーズン3」で、注目の日本人選手を紹介していましたが、私はこの選手から出てくるエピソードが面白くて、応援したくなりました。
まだ2戦しかUFCでやっていないものの、負け無しなんですよね。
まとめ
#RoadToUFC■バンタム級一回戦 5分3R
— 総合格闘技 解説チャンネル (@MMA_JAPAN1) June 10, 2022
中村倫也(EXFIGHT)
ググン・グスマン(インドネシア)
中村選手、高速タックルでいとも簡単にテイクダウンして1Rアームロック一本勝ちで一回戦突破!
何もさせなかった、強い!!!#RTU pic.twitter.com/tsisImhYlC
今回はUFCで日本人が勝てないのはなぜ?通用するファイターや戦績について調査しました。
いかがだったでしょうか。
今回のまとめ
- UFCで日本人が勝てないのはなぜ?
- 一番の要因は、専属のコーチがいないこと。
- 通用するファイターや戦績は?
- 通用するファイターは現れる。
- 中村倫也選手など、UFCでの活躍に期待。
日本と海外では、こんなにも考え方が違うのですね。
日本でずっと住んでいるせいか、一発当たったらと私も思ってしまっているところもありますし、オファーを断ったら、もう仕事してもらえないとも思いますものね。
UFCでの日本人の活躍に期待です!
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。